佐藤剛 様

米国Amazon販売の米ドルの受取りでPayoneerを使い始めましたが、その後自社の事業拡大と共に、Payoneerのサービスも拡大したので、一緒に成長している感じです。越境ECセラーにはとても充実しているサービスだと思います。

2018年9月現在使っているサービスは、

• 決済サービス (外貨売上金受取り口座): 米ドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、豪ドル
• ・メイク・ア・ペイメント
• ・請求サービス
• ・ストアマネージャー

現在、越境ECで、Amazonの米国をはじめ、カナダ、ヨーロッパなどで販売をしています。

Payoneerのサービスがカナダドルに対応していなかった時は、カナダのAmazonの売上金は、アジア某国の海外銀行口座で受取り、日本に国際送金をしていました。他の方法も色々と調べましたが、Amazon側のCurrency Converterの為替手数料や銀行の国際送金を介しても、当時はこの方法が一番、無駄な経費をかけずに受け取る方法でした。

しかし、2017年Payoneerがカナダドルの受取りサービスを始め、カナダのAmazonから直接カナダドルで売上金を受取れるようになったので、大幅にコスト、時間、手間をかけずに受け取ることができます。

ヨーロッパで販売をすると、ヨーロッパ以外の居住者であっても支払い義務のある日本の消費税にあたるValue Added Tax (VAT)。弊社では、数年前にヨーロッパ販売をはじめ、VATの事務処理は、VAT Globalというイギリスの会計事務所にお願いをしています。会計事務所への支払いは、毎四半期に数百ユーロ発生。これまでは、銀行から国際送金でこの数百ユーロを送金していました。数万円のための支払いに数千円の手数料には納得しがたいものでしたが、支払うしかありません。

ある日、VAT Globalの請求書にPayoneerの文字があるのに気づきました。早速Payoneerに問い合わせると、別途申込手続きが必要ではあるものの、メイク・ア・ペイメントサービスというものがあって、VAT Globalに手数料無料で支払いができる事が判明！担当者に言われた書類を提出し、数週間で無事承認されました。今ではPayoneerアカウントで受け取ったヨーロッパのAmazonのユーロの売上金の一部を、そのままPayoneerアカウントからイギリスの会計事務所の支払いに使っています。

メイク・ア・ペイメントの優れたところは、

1. 受取った通貨でそのまま支払いに使えるので、無駄な為替が発生しない事。為替手数料は発生しないし、支払いにかかる送金手数料も無料。
2. 支払いの処理後、先方に連絡すると翌日には「受取った」との通知が。国際送金よりも断然早い。（実際は早ければ数時間、遅くても数日で届くらしいです）
3. 銀行のオンライン国際送金と比べ、Payoneerアカウント内の支払い手続きはとても簡単。メールアドレス、取引目的と金額を入れるだけ。
4. アカウント内に支払い用の外貨が十分にない場合は、他の外貨アカウントから振替が手数料0.5%でできるので、これもいざと言うときには使える。

米国や欧州、カナダ、オーストラリアなど複数国のAmazonで販売をしているので、それぞれのストアの売り上げがまとめて見れるのはありがたいです。

次は、Amazon以外のプラットフォームでの販売を検討しています。Payoneerは世界中に提携企業があるようで、日本ではあまり知られていない海外企業の情報提供、紹介をしてくれるのも販路拡大に役立っています。Amazon以外の売上金もストアマネージャーで確認できるとの事、Payoneerネットワークのすごさを実感します。

メイク・ア・ペイメントサービスを利用開始する際の手続き、他の海外販路での販売開始準備など、担当の方からは良いサポートを受けられ助かりました。ありがとうございました。

海外のPayoneerユーザーは、Payoneerアカウントから直接、欧州VATを納付できるとの事、日本ユーザーにも早くその機能を開放してもらえること、他にも、海外取引にさらに便利な機能の開発に引き続き期待しています。